注文住宅を建てる時には、お風呂に拘りたいという人もいるでしょう。広くてゆったりとした浴槽に浸かれば、1日の疲れも吹っ飛んでしまいます。ですが、理想通りのお風呂が必ずしも成功するわけではありません。ここでは、注文住宅でお風呂を作る時に気をつけたい事を解説します。
・広さや大きさは慎重に
注文住宅でお風呂を作る時には、広さや大きさを慎重に考える必要があります。なぜなら、あまりにも広い浴室や大きな浴槽は使いづらいと感じる事もあるからです。
広い浴室というのは冷えやすいため、健康に影響を与える事が想定されます。解決するためには、暖房機器を入れる必要があるなど経費がかさむ恐れがあります。
また、浴槽が広いとお湯もかなりの量も違います。光熱費が予想以上にかかり、後悔や不満に繋がってしまいます。
・設備で失敗
注文住宅の場合、あれもこれもと欲張ってしまう人がいます。お風呂を作る時に、ミストシャワーやジャクジーなど様々な設備を付けたいという人もいるでしょう。ですが、本当に必要な設備かどうかをじっくり考える事が必要です。
ミストシャワーは、肌を綺麗にすると言われています。ですが、全員に効果があるというわけではありません。使ってみたらほとんど効果を感じなかったという事も考えられます。また、ジャクジーの場合は想像していたよりも振動音が大きかったりして夜の使用は控えなければいけないかもしれません。設置する際には、それぞれのデメリットについても考えておく必要があります。
・段差をつけて失敗
注文住宅でお風呂を作る時には、浴槽に段差をつける人もいます。小さい子供がいる場合は、段差があった方が安全に入る事ができます。しかし、高身長の人が家族にいる場合は浴槽が窮屈になってしまい寛いで入れない可能性もあります。注文住宅を考えた時には、家族全員が暮らしやすい家を考える必要があります。どんなお風呂にすれば、家族全員が喜べるのかをじっくり考えましょう。
・お風呂の位置を考える
注文住宅でお風呂を作る時には、どの位置にするかも重要です。北側の場合は、通気性があまり良くないためすぐに湿気てしまいます。カビも生えやすいため、掃除に時間がかかるなどデメリットに感じてしまいます。注文住宅でお風呂を作る時には、通気性や湿気対策など様々な面から考える事が必要です。
注文住宅でお風呂を作る時には、完成した後の事を考えてみるといいでしょう。わからない事があったら、注文住宅を依頼したハウスメーカーなどに相談し意見を聞いてみる事も大切です。
特に、家族の中に足が悪い人や小さな子供がいる場合では事故に繋がる可能性もあります。