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注文住宅のステンレスお風呂の特徴

現在主流となっているユニットバスでは使われることが少なくなっていますが、ステンレスの浴槽を注文住宅に取り入れたいという方もいることでしょう。ステンレス浴槽は1970年代ころに腐朽をし、タイル張りの家庭用風呂に一般的に使用されるようになりました。現在でもステンレス浴槽を取り扱っているメーカーはあります。

ここでは、ステンレス浴槽のメリットとデメリットを紹介します。



●ステンレスとは

ステンレスとは、鉄、ニッケル、クロムなどから作られている合金のことです。

「錆びない」という意味の「ステン(stain)」、「ない」という意味の「レス(less)」からなる名前の通り、錆びにくい素材です。

浴槽、食器、鍋、台所の天板など、さまざまなものに使用されています。



●メリット

・錆びにくい

ステンレスの表面には不導体被膜が施されており、これによって内部が錆びにくくなっています。

ホーローとは、鉄、アルミニウムなどの金属材料表面にシリカを主成分とする釉薬を焼き付けたものです。浴槽に使用される素材の代表ですが、ホーローは経年劣化によって内部から錆びてくることがあります。

ステンレスならその心配が少ないです。



・変色やひび割れが少ない

FRP(繊維強化プラスチック)は現在主流になっている浴槽です。これに比べてステンレスは汚れがつきにくく、ひび割れしにくい特徴があります。

汚れがつきにくいとはいっても長年使用していれば、表面がくすんできます。しかし、業者に依頼をして磨いてもらえば美しい状態に戻ります。



・掃除が楽

ステンレスは汚れがつきにくい素材で掃除が楽です。毎日のお風呂掃除が負担が軽減することでしょう。



●デメリット

・傷がつきやすい

タワシやクレンザーなど硬いものでこすると傷がつきます。お手入れの際には硬いものを使用しないように注意が必要です。



お風呂は毎日のように使用するものです。快適に使えるように注文住宅を建てる際にどのようなお風呂にしたいのかよく考えてみてください。